Dan Takahashi 高橋ダン – 日本語チャンネル
管理人も普段からお世話になっている「高橋ダン」さんのYouTubeチャンネルから、「複利効果と投資戦略」という内容で、「初心者向け」かつ「永久保存版」にしたい動画を紹介します。
投資をしているとどうしても目線が短期的になりがちですが、やはり投資の基本は長期投資ですね。「長期投資」による「複利の効果」は偉大です。
（以下、管理人の復習用メモ書き）
※動画の内容のほんの一部しか伝えられません。正しく理解して学びを自分のものとするためにも、必ず元動画をチェックしてください。
①なぜ投資をする必要があるのか？
それは、投資には複利効果が見込めるから。
お金を銀行預金にした場合と投資に回した場合とでどのように資産が推移するか、以下のチャートを見れば一目瞭然。
赤い線が投資をした場合、青い線が貯蓄のみをした場合を表す。
前提としては、赤い線は元本100万円+30年間毎月10万円積み立て、年利6%で運用したもの。青い線は単純に元本100万円+毎月10万円積み立てたもの。
この場合、結果として30年後には3倍くらい差が生じる。これが複利の効果。
②投資は長く続けるほど効果が出る
投資は、ただ1週間、ただ1年間だけやって、効果が大きく出るようなものではない。長く続けなくてはならない。投資にストレスを感じるようであれば、やり方を変えるべき。もしかしたら、投資の勉強をして金融リテラシーを向上させなくてはいけないかも知れない。現金は持っているだけ無駄。複利効果を最大限に発揮するためには、長く続けることが必要。
複利の効果によって、元本100万円+毎月10万円積み立て、年利6%で運用した場合、30年後には1億円に達する。6%という利率は、世界で最も大きい株式指数であるS&P500の平均年利7~8%（この100年くらいの平均）よりも低い水準であり、十分実現可能。
このように、「複利の効果」と「長期運用」によって、誰でも1億円の資産を作ることができる。投資をやらなければ損。必要なのは長く続けること。
③どのように投資すべきか？
強くおすすめするのは、長期投資と短期投資を分けること。長期では7割〜9割の資産を運用する。初心者は9割近くを長期で運用し、残りの1割を短期で運用することがおすすめ。経験者では、長期投資は7割か、もっと低くても良い。
④短期投資はなぜ必要か。
短期投資では、確かに短いサイクルで課税されてしまうというデメリットがある。ただ、たった1つの株で100%上昇する株を見つけることと、10%上昇する株を10回見つけることは、どちらが確率的に高いか。これは明らかに後者となる。トレンドに乗って1~2%の利益を積み上げることは、最終的に大きなリターンに繋がる。再現性を高めてリターンを増やすには、長期投資に加えて短期投資が必要となる。
特に、コロナショックのような大暴落があった場合、長期の投資資産は全部下がってしまう。リーマンショックでも全て下がった。そういう時は短期投資でトレンドを見て空売りを仕掛けたりする。デリバティブを使ったりする。先物、CFDなどの選択肢もある。短期投資を使えば、暴落時にもトレンドに乗って大きな資金を作ることができる。
